掲載日: 2023/02/03 本情報は掲載日時点の情報となります。予めご了承ください。

【第4回】クイズで考えようSDGs 答え発表!
\深い知識を身につける!/

クイズの答えを発表します!

正解した方の中から抽選で2名様に
出題元の『大人も知らない!? SDGsなぜなにクイズ図鑑 (宝島社)』をプレゼントします。

応募は締め切りました。

答えは・・・

Q1「①10人に1人」

Q2「③6割」

Q1豆知識:新型コロナで貧困はどうなる?

貧困率(「極度の貧困」にある人の割合)は目標に遠く及ばないものの、これまで順調に下がっていました。しかし、新型コロナウイルス感染症の問題が起きたため、ふたたび上がると予想されています。

貧困をなくして持続可能な社会に
世界には毎日の衣食住に困るほど貧しい生活をしている人がたくさんいます。世界の約10人に1人が、世界銀行が「極度の貧困」と定めた1日1.9ドル(約200円)未満で生活しています。
1日200円未満の生活を想像できますか?食べ物や飲み物だけでも大変ですが、電気・ガス・水道などに必要なお金もこれでまかなわなければならないのです。
お金がないと、食べ物や安全な水はもちろん、衛生的な家に住むこともできません。病気になっても病院へ行けませんし、子どもも十分な教育を受けられないでしょう。
SDGsでは、「貧困をなくす」ことが最初の目標にかかげられています。貧困は、持続可能な社会をつくるうえで最重要課題なのです。

Q2豆知識:海外から輸入すれば二酸化炭素が増える

食料を海外から輸入するには、飛行機や船を使います。その輸送で排出される二酸化炭素は年間約1700万トンにもなるそうです。日本の食料自給率を上げれば、地球温暖化の対策にもなるわけですね。


もしも食料の輸入がストップしたら…
毎日の食卓に上る食材のうち、日本でつくられたものは、どれくらいあるでしょう?国内で消費された食料が、国産のものでどれだけまかなわれたかを示した割合を「食料自給率」といいます。
戦後すぐ、1946年の日本の食料自給率は88%で、ほとんどは日本国内で作られたものでした。それが今では約40%しかありません。6割を外国からの輸入に頼っているわけですから、海外で何かが起きて輸入がストップしたら大変です。
日本は2030年までに自給率を45%にするため、さまざまなとりくみを進めていますが、私たち一人ひとりができることもあります。地元で生産した食料をその地域で消費する「地産地消」もその1つ。地元お元気にすることにもつながります。